自己愛性人格障害(039) 責任逃れ

自己愛性人格障害は責任感が皆無である。そのくせ、責任を問われないと判断したならば、「私、それに対して責任あるから~」とアピールする。自己愛性人格障害者ウッキーは、とにかく仕事が出来なかった。会社のお金は自分のお金じゃないから、明らかに手を抜いていた。何が会社にとって有益かは頭になく、いかに会社内で自分の立場を守るかにのみ腐心していた。自分より仕事が出来る奴は退職に追い込み、イエスマンには他人の悪口を吹き込み囲い込む。

最初は、自分のした仕事が失敗に終わることが続いた。その内、自分ではなく、他人にやらせるようになった。例えば、これは大切なことだから社長からお願いしますと言われ、ワシが表に立って人格障害者の意図を伝える。それが上手く行った場合は「私の言うとおりにしておけば間違いないのよ~」と自慢。上手くいかなかった場合は「言ったのは社長だから」と他の社員にアピール。散歩を忘れたのは犬の責任と同じ論理である。まぁ、ワシの会社だから最終的にはワシの責任なんだし、それで社員を責めることは経営者として潔くないと、ワシがそう考えてあえて反論しないのもわかっての責任転嫁であろう。

そんなこんなで、次第に人格障害者ウッキーは、常に事前に責任を回避するようになった。例えば何かをみんなで決めた後に、独り言で「私は本当は反対なんだけどね」と予防線を張る。必要だから会社でこれを買ってくれと頼んでくる。買った後に「本当はどっちでもいいんだけどね」と予防線を張る。自分から言い出したことですら、
結果に責任を持とうとしないのである。

そして結果が良ければそのまま自分の手柄にし、結果が悪かったら「だから私は反対したのに!!!」と、他の人の責任よとアピール。この完璧なまでの責任感の欠如は、自己愛性人格障害そのものの特徴と見事に合致している。う~む、こんなこと書いていて、ボクも、よくこんな人格障害を雇っていたものだと思う。恥ずかしい。

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余談を。

上司である人格障害者ウッキーの無責任に憤慨して、早々に退職していった女の子がいた。二人きりで面談した時に、つい、その女の子に、相手は上司なんだから、多少の事は、というような感じで、ワシは人格障害者ウッキーを庇うような事を言ってしまった。「やっぱり悪いのは私たちになるんですね」、こう、ため息混じりに言われた、その時の、その子のがっかりした表情が忘れられない。ごめんね。悪いのは人格障害者ウッキーに気づかなかったワシでした。そして「あの人はダメよね~使えなかったわ~」と、人格障害者ウッキーは独り言をいうのであった。

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